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中古クレーン買取・販売 ベストオート

2014年4月22日火曜日

電気系トラブル @ KOBE PORT


4月22日(火)
今日は兵庫県・神戸港でのお仕事です。
ちょうど、タイ行きの在来船が到着し、船積作業を行っていました。


↓重たいクレーンも吊っちゃって載せます。


↓タダノ製 輸出向け60トン


↓相当古そうなメカトラクレーン。
P&H?


今回のメインのお仕事がコレ↓
KATO NK250H-V の動作チェック&写真撮影。

20年以上前のモデルですが、今でも中東方面で絶大な人気があります。

もう日本ではほとんど見かけなくなったタイプ。
海外のお客様から注文があっても、なかなか探し出せない
激レアの4軸トラッククレーンです。


↓出荷待ちのクレーン達
 タイ、ネパール、パプアニューギニアなどなど。。。
 世界中でまだまだ日本製中古建機は人気があります。

  


↓トラブル発生
パプアニューギニアへ出荷直前のTR100ML-1
原因不明のなぜかビクともせず、電気もつかない状況。

あちらこちらチェックするのですが、故障原因がわからない。。。




電気配線図をたどって、どこが原因かを追究しています。
線がたくさん引いてあるだけで、まったくわかりません。
しかし、さすがは整備のプロ。
おおよその見当がこれでわかるそうです。

これまで、数多くの問題を抱えたクレーンを整備してもらってますが、
普通の整備屋さんでは断られそうな古いクレーンでも、確実に修理してもらってます。

クレーン修理の神様です。

 



↓原因はこれかも?「デコデコ(DC-DC)コンバーター」
 電圧 24V - 12V の変換するものらしいです。
 早速、同じモデルの正常なクレーンのすべてのコンピューター基板と
 入れ替えてみると・・・


↓動いた~!
 流石です。

しかしながら、これが壊れる原因だったのは、実は実はバッテリー。

古いバッテリーだったので、バッテリー内部で電流がリークまたはショートして、
異常電流が流れ、すべて基盤がダメになったことが考えられるとかだそうです。

昨日と同じ、ガス欠と同じうような失敗をしてしまいました。

まだまだ使えると思って使っていたバッテリーが原因で、すべてのコンピューター基板を
交換するハメに。

バッテリーもタイヤと同様で、消耗品。

エンジンがかかりにくくなったり、バッテリー上がり起こしたりすることがあったら
早めに交換しないと、えらい目に逢いまょ~







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