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中古クレーン買取・販売 ベストオート

2015年4月28日火曜日

納車前打ち合わせ 操作レバー変更&全塗装(オールペイント)

4月28日(火)

早い方はすでにゴールデンウィークのお休みを
されている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

今日は神戸出張です。
新幹線はかなり混み混みです。


で、今回は、先日お買い上げいただいたラフタークレーンの
納車前、全塗装(オールペイント)+レバー配列変更の
事前打ち合わせをしました。


クレーンのレバー配列変更?


動かしたことのない方は、
なんだかわからないですよね。



車でたとえると、①左右に曲がるハンドル、
走ったり止まったりする②アクセルとブレーキ
これぐらいしか操作するものはありませんが、
クレーンを動かすにはもっと多くの操作レバーがあります。



①ぐるぐる回る
 「旋回レバー」

②ブームを伸び縮みさせる
 「伸縮レバー」

③ブームを起こしたり倒したりする
 「起伏レバー」

④大きなフックの巻上、巻き下げする
 「主巻レバー」

⑤小さなフックの巻上、巻き下げする
 「補巻レバー」

その他、機種によってはそれ以上です。



またこれを手で操作したり、足で操作したりと
ベテランのクレーンオペレータさんになると、
同時に3-4操作される方も。

たとえて言うなら、
エレクトーンのように左手でコードを弾きながら
右手でメロディーを弾き
足でベースと強弱をとる。

レーサーで言うなら
右足でブレーキふみながら、アクセルもふかし、
左足でクラッチふんで左手でギヤ変えて
右手でハンドル操作する

こんな感じです。

ベテランのクレーンのオペレーターさんは
こんな難しいことを、安全を十二分に考慮しながら
すごく早く操作されているんです。


で、やっかいなのが、この操作レバー。
メーカーやお客様によって操作する場所が違うんです。

たとえば車で言うと、クラッチだと思ったらパーキングブレーキだったとか
ウィンカーだそうとしたらワイパーだったとか
こんな感じです。

今回のレバー配列変更はこんな感じ。





あまり見かけたことのない、現状のレバー配列。
足で操作するのが現状はフックの上げ下げ。
お客様の希望がブームの起伏・伸縮操作

まさに、ブレーキ踏んだらアクセルだったみたいな
状況です。

見ればわかるものの、
いちいちこっちのペダルがブレーキだなんて
確かめませんよね。

初めてお客様が試乗で乗られた時も、
最後に走行姿勢にしようとしたとき、
ブームが伸びたりして、
相当使いづらそうでした。


今回はそんな操作レバーもお客様の希望通り変更し、
またクレーン全体もきれいにお化粧直し(全塗装)して
5月末までに仕上げれるようなお打合せでした。

結構、大変です。。。

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