緊急ミッション修理 TADANO TR100ML

お盆休み突入直前に、関西のお客様から突然電話。

TADANO ミニラフター TR100ML 10ton吊
「バックできない。。。」「ギヤが切り替わらない。。。」
「ミッション壊れた～」「助けて～・・・」

そうそう、１０トン以上もある車体を、オートマで動かすので、
ミッションにはかなり負担がかかっていて、
１０万キロ走ったあたりで壊れてしまうのをよく聞きます。

（ミッション：１速・２速・３速とギヤをスピードに応じて変えていくやつ）

お盆休みもあり、どの整備工場さんも対応が遅れそうで、
修理するには１カ月以上かかってしまうとのこと。

「新しいのと乗り換えませんか？」と言いたかったですが言えず、
いつもお願いするドクターへ緊急手配することになりました。

このドクター、お医者さんでいう「ブラックジャック」みたいな方です。

どんなに古いモデル、修理の難しいものでも、修理していただいてます。

しかも、整備工場ではなく、現地で。

これまでも、整備工場に入れることなく、エンジンのオーバーホール、
載せ替えなんかもやっていただいたくらいです。

半端ない経験値、臨機応変に対応する段取りの良さ、スゲェ～！

外国からも修理の要請があって行くこともあったそうです。

今回、私は修理の現場に立ち会うことができませんでしたが、
知り合いの方から、進捗状況（写真）を頂いたのでUpしますね

↑真夏の炎天下の作業。。。
相当暑かったんだろうなぁ～
整備工場内で行えば、もっと楽だったんだろうけど。。。

↑積み下ろし完了！

今回は、壊れたミッションを持ち帰り、
組上げてから再度取付することになったそうです。

時間のかかりそうな修理ですが、
おそらくは、今週中には直りそうです。

ホントいつも助かっています。
ありがとうございま～す♪