中古建機相場の価格高騰の理由
最近、よくお問い合わせいただくお客様から、
「なんでそんなに中古車が高くなっているの?」
とよくお問い合わせがあります。
確かにそうなんですよね。
そんな時は、こう答えるようにしています。
「余裕があれば、新車を買って、5年後に売却するのが一番ですょ」
「中古機として売るのはいい時期だけど、買うのは悪い時期」
「でも、今後、もっと値上がりするかもですょ」 って
中古相場価格が上がってしまう考えられる要因
1) 外国為替相場の変動
2012年11月頃が80円
2013年11月頃が100円としたら、20円Up→25%Up
つまり、輸出販売において、1年前500万円で売れていたものは、
今は600万円でも売れている
2) 新車の納入台数の減少
2008年のリーマンショックあたり以降からの不景気といわれたころは、
新車の納入台数が年々減少
↓
古いクレーンは、壊れて廃車になったり、外国へ輸出されたりでどんどん少なくなる
↓
程度の良い中古車がどんどん少なくなる。
↓
でも程度の良い中古車を探す人が多い
↓
需要(多)と供給(少)のバランス
3) 新車価格の値上げ
1500万円程度で販売されてたミニラフターも、今では2000万円
4) 震災復興需要+オリンピック+アベノミクス
全国的に建設ラッシュで大忙し
もっと例えて言うと、5年程度経った中古車が、当時新車で販売されていた
値段ちかくで売買されているといったケースもありました。
いつどのタイミングで中古車相場価格が下降するかは、見当がつきませんが、
今後もどんどん中古相場価格は上昇を続けそうだと判断しています。
投資する機材の購入価格、維持経費はどんどん上がり、必要人材の確保も難しく、
お仕事で稼げる単価はどんどん下がる。
少し悲しくなるお話になるケースもあるのですが、とても痛いです。
お仕事(クレーン)で稼げる単価がどんどんあがったらいいのになぁ~
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