4月27日(月)
ラフタークレーン、トラッククレーンのタイヤで走るクレーンを
ベストオートではよく扱っていますが、
まれにクローラークレーンも扱うことがあります。
同じ移動式クレーンという部類には入るものの、
タイヤではなく戦車のようなキャタピラなので、
公道は走ることはできず、運ぶ際にはバラバラに
解体して、トラックに積み込み込んで運ぶことになります。
今日は、譲っていただいたそのクローラークレーンの
輸送前解体作業の初日です。
55トン吊りのクローラークレーン
運び出すための解体をするために、
また別のクレーンが必要となります。
今回は25トンクラスのラフタークレーンが
出動です。
しかも、今回のクローラークレーンは、これまた特殊。
ハイキャブ仕様。(運転席が2階建て見たいあがってるでしょ)
この高さのままだと、トラックに積み込んでも高さが4m以上超えて
公道を走って通ることはできません。
なので、この運転席部分も解体しなければいけません。
そして、これまた、リフティングマグネット使用。
荷物を吊りあげるのには通常フックというのがついていますが、
こちらは電磁力を使ってものを吊り上げる仕組み。
こんなに大きな電磁石。
いったいどれだけの電気を使って、
どれくらいの重さのものを吊り上げるんでしょうね。
通常のこのクラスのクローラークレーンであれば、
1日で解体、輸送までするのでしょうが、
今回は特殊なクレーンだったので2日工程での解体・輸送となりました。
いつもよく取り扱っているミニラフターとは違い、
迫力満点なクレーンでした。